お肌のお手入れをするように、歯もお手入れをしっかりしなければならないと気付いている方は、一体どれくらいいるのでしょうか。あなたは、日焼け止めを塗って、お化粧をして・・・なんていうことは、歯にはできないじゃないか、とお思いですか? 肌には肌の、歯には歯のお手入れ方法があるのです。
見た目が悪いからと入れ歯を敬遠していては、お口の環境は悪くなる一方です。
どうせ合わないからと、がたつく入れ歯をつけ続けては、噛み心地だけでなく見た目も悪くなっていきます。
歯を失ってしまったからといって、自然できれいな口元をあきらめる必要はありません。
まずはあなたの口元、見直してみませんか?
術前
術後
歯が黄ばみ、歯茎が黒ずんでいます。
エンプレスで白く自然な歯を製作しました。
写真はエンプレスという材料を使用しておりますが、現在はジルコニアとイ―マックスに変更いたしました。歯科技工士の手によって丁寧に作製されるものです。微妙な歯の形や色やシミまで再現できます。ジルコニアはかなりの強度がありますので割れません。
術前
術後
大きなかぶせ物の支台部分は通常金属で作成いたしますが、当院では白い支台を入れます。
すべてCAD/CAM冠(オールセラミック)で治療しました。イ―マックスやジルコニアほど丈夫で、本物と違わないというものではありません。色調に限界がありますが、CAD/CAMの良いところは、コンピューターによって製作されますので、即日セットが可能な事です。ジルコニアやイ―マックスほどの金額的な負担は少ないです。
術前
術後
歯が欠けている部分もあり、前歯部分は汚れも目立ちます。最近ではこの様な被せものは少なくなりましたが、それでも時々遭遇致します。歯周組織にも悪影響が出やすいです。
CAD/CAMで作製したセラミック冠をいれ、きれいな口元になりました。
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術後
長い間義歯を装着せずにいたため、噛み合わせが悪くなってしまい、審美的にも劣っています。
義歯をいれ、審美的にも機能的にも回復しました。
入れ歯・義歯を入れている方にとって、入れ歯・義歯を固定するためのバネは嫌で嫌で仕方ないものでしょう。 そんな入れ歯・義歯ユーザーの方々に朗報です!
憂鬱の種であるバネのない入れ歯・義歯ができました。写真の真ん中に紹介されているのはミリングという技法を使ったコーヌスクラウンを利用した義歯です。お茶の葉を保存する缶の蓋のように、良く磨かれた金属面がピッタリと合うと、密着してはずれにくくなり封鎖性が高まります。その力を応用しています。
しかし、この義歯は歯科技工の複雑さから、どうしても診療代金がかなりの高額になってしまいます。最近ではバネのない入れ歯(ノンクラスプ義歯)にも色々な種類ができて、患者さんの選択肢が増えましたので、お気軽にお問い合わせください。
当院では、セラミックス冠を推奨しております。ジルコニアもイ―マックスもCAD/CAM冠もセラミックス冠です。歯垢がつきにくいこと、お口の中で科学的に安定していること、摩耗しないこと、変色しないことが、金属アレルギーを起こさず、歯周組織を守り、審美性を向上させ、お口の健康を維持することになるからです。