女医の言いたい放題

歯周病予防の現実

 

  歯周病の予防は、プラークコントロールがどれだけしっかりできるかという事に尽きます。歯周病の原因は、簡単に言えば、歯周病原菌が口腔内で増殖し菌が作り出す毒素により歯肉や歯槽骨が破壊されてしまうからですね。菌が増殖するには栄養源が必要でそれが我々が食事をした後に口腔内に残る、食べかすなんですね。だから、食後のブラッシングが大切になるのです。

 就寝中も増殖します。だから、起床してブラッシングが必要。朝ご飯を食べてからもブラッシングです。勿論昼食後も夕食後も同様です。とにかく、歯周病原菌を増殖させない事なんですね。

 ではしっかりブラッシング出来ていれば、1日1回でも良いのかというと、そうではありません。残念ながら、100%の歯垢除去できるブラッシングをできる人はいませんので、口腔内で増殖を制限できる時間内に何回も歯垢除去するしかないのです。菌が増殖した状態でお食事するということは、病原菌も一緒に食べてしまっているといえるのです。

 ブクブクうがいだけで歯垢がとれるはずもありません。がんこに歯についているプラークはブラッシングによる機械的によるものでないととれません。

 CMで歯周病原菌を殺菌するうがい薬などもみかけますが、そのような薬液によるうがいでもプラークはとれません。プラークには歯周病原菌の塊がよろいをつけてがんこにへばりついてますからね。

                                 H29.11.13












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歯ブラシってどれを使っても同じ!?


 歯ブラシのメーカー、種類たくさんありますよね。どんな歯ブラシを購入しようか迷った事はありませんか?歯科医院でどんな歯ブラシが良いか聞いた事がありますか?歯ブラシにも適材適所、歯科医院でお口の中の検査をしてもらってから、状態にあわせた歯ブラシを購入して頂くのが一番良いです。でも、どうしても歯科医院へ行けない事情があるときは、形はストレートでまっすぐ。プラスチックのヘッドの長さ20㎜、プラスチックヘッド部の厚みは薄く3㎜以下、ブラシの毛の長さが9㎜~12㎜くらいで植毛が3列から4列のナイロン、ブラシの毛の硬さは普通が使いやすいです。歯ブラシが曲がっていたり、ブラシ部分のカットに工夫が加えられているものもありますが、必要ないです。また豚毛や以外の動物の毛を使用しているのも必要ないです。

  ご自分で購入されて、使用中に歯茎が痛くなったりしみたりした場合には、ブラッシングの方法に問題があるかもしれません。また出血がひどい場合には歯周病が進行していて、使用中の歯ブラシが歯茎の状態に対して不適当なのかもしれません。そんなときはやはり歯科医院にかかることが一番早道だと思いますよ。

 最近は電動歯ブラシを使用する方たちも増加しました。電動歯ブラシも使い方を誤ると、大切な歯を削ってしまい、しみる原因になります。どなたでも簡単に使用できる電動歯ブラシですが、やはり最初は歯科医院で教えてもらってからの方が、より安全に使用できると思います。電動歯ブラシのヘッドは交換できるものを選んでください。いつまでも古いヘッドのブラシを使用しているのは、不潔ですし、刷掃効果も低下してしまいます。



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